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条件反射制御法とは?

ヒトとイヌ

条件反射制御法(Conditioned Reflex Control Technique:CRCT)は2006年に平井が開発した治療法です。

この技法は、物質使用障害(薬物・アルコール・処方薬・ニコチンなど)だけでなく、反応性のうつ状態、心的外傷後ストレス障害(PTSD)、自傷行為、摂食障害、病的窃盗、病的賭博、盗撮・痴漢などの性嗜好障害、ストーカー行為、病的放火、強迫行為などに対して、強い効果を発揮します。失恋による辛い気持ちや、「甘い物がやめられない」といった、病気とは言い切れない精神状態や行動にも対応が可能です。

問題行動や嫌な気分が反復するのは、それらを司る神経活動がはたらき過ぎているからです。
この技法の基本の一つは、はたらき過ぎている神経活動を刺激し、生じさせますが、問題行動等を意図的に失敗して、“空振り”をすることです。この“空振り”を繰り返すことで原因となっている神経活動の連鎖を弱めていきます。
もう一つの基本は過去の良かった出来事を再び、脳内で体験することです。これにより良い精神状態が生じやすくなります。 条件反射制御法はこうした方法を繰り返しながら、段階的に刺激を増やし、安全に治療を進めていきます。

条件反射制御法を開始するときは、患者さんは各治療作業についてお渡しする解説書を読んで、簡単なテストで理解を深めます。
各治療作業は、示された動作等を医師とともに行い、はたらき過ぎている神経活動を抑える方法を練習します。
ご自身の時間の中でも治療作業を繰り返し行うことで効果を積み重ねていきます。

このようにして、「わかっているのにやめられない」という辛い状態から離れていくことを目指します。